不妊治療
Infertility treatment
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不妊に悩むご夫婦のために。
上野産婦人科の不妊治療によって多くの方が妊娠し赤ちゃんが誕生しています。
赤ちゃんが欲しいのになかなか妊娠をしないと、お一人でお悩みではありませんか?
約1割のご夫婦は自然の夫婦生活では妊娠に至らず、 私たちのサポートが必要となることがあります。
最良の方法を考え、丁寧にご説明をいたしますので安心してご相談ください。
上野産婦人科では、検査の後、結果から考えられる原因に対し、最適と思われる方法を治療としてご提案いたします。
また原因は、男性・女性ともに考えられるため、精子精液検査も行ないます。
※妊娠を望みながら、1年以上にわたって夫婦生活を営みながら妊娠しない状態を、一般的に不妊症と呼んでいます。
排卵因子 | 排卵障害 |
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卵管因子 | 卵管の癒着や閉塞、狭窄による通過障害 |
子宮因子 | 着床障害。子宮筋腫、子宮内膜ポリープなどが原因となります。 |
頸管因子 | 精子浸入障害。頸管粘液分泌不全、抗精子抗体などが原因となります。 |
男性因子 | 精管通過障害、性行為障害、造精機能障害など。 |
不妊治療 検診内容
基礎体温 | 排卵があれば、低温期と高温期(約2 週間)があり、 無排卵症や黄体機能不全症の判断に役立ちます。 |
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ホルモン検査 | 採血によって、下垂体や卵巣から分泌されるホルモンの値を調べます。 |
超音波検査 | 卵胞(卵子のある袋)の大きさや子宮内膜の厚さを計測して、排卵日を予測します。 子宮筋腫や卵巣腫瘍の有無もわかります。 |
子宮卵管造影検査 | 子宮の中に造影剤を注入してX 線撮影をします。 子宮の中に異常がないか、卵管の通過性がよいかなどがわかります。 |
子宮頸管粘液検査 | 排卵が近づくと、子宮の入り口に透明な粘液が分泌されます。 その量や性状から排卵を予測します。 |
不妊治療方法
- タイミング指導
- 検査で特に異常が認められない場合、排卵日を予測してその日に性交渉を持つように指導します。
排卵日は基礎体温、超音波検査、頸管粘液検査、尿中のLH(黄体化ホルモン)検査などから、総合的に判断します。 - 排卵誘発剤による治療
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排卵障害がある場合、まず内服薬の排卵誘発剤(クロミフェン)を使用します。これが、無効の場合、HMG-HCG 療法を行います。
※HMG-HCG 療法とは、卵胞期(排卵前)にHCG 注射することで卵胞を育てて、卵胞が大きくなったらHCG 注射して卵を 排卵させる治療法です。
- 人工授精( A I H )
- 精子減少症、頸管粘液分泌不全などの異常があったり、一定期間の治療で妊娠が成立しなかった場合に行います。
精液を洗浄濃縮して、運動良好な精子を子宮内に注入します。 - 体外受精・胚移植( I V F – E T)
- 近隣または希望される実施医療機関を、紹介します。
検査で異常があれば、上記の様な治療となります。